情緒不安定な妊娠期から出産まで。ママ、パパが押さえておきたいポイント
2016/09/09
妊娠中から産後、しばらく経つまで、情緒不安定になってしまって、泣いたり怒ったり…
そんなママも、支えるのも大変なパパも必見です!
今回は、情緒不安定な妊娠期から出産までの一連の流れと、ママ、パパが押さえておきたいポイントをまとめてみました。
ママとパパ、二人で一緒に、ぜひ読んでみてくださいね!
妊娠初期
ママは「つわり」が第一関門!
つわり(悪阻)が第一関門です!このつわりのせいで、せっかく授かった命も手放しで喜べないママも少なくありません。それくらい、しんどいのです。ご飯が出来ていなくとも、パパはへそを曲げないでくださいね。
「つわり」のママにパパができること
つわりは二日酔い状態が数週間毎日続くイメージです。出来る時で構わないので、パパはなるべくママに寄り添ってあげましょう。また、食べられる物を調達してあげましょう。つわりは妊娠初期で終わる方もいれば、出産まで続くママもいます。
出来るだけへそを曲げないで、つわりに効くツボなどを押してあげると良いかもしれません。女の人の指圧よりも男の人の指圧の方が効きます。
妊娠中期
お腹も少しずつ出て来ます。エコー写真も段々と分かりやすくなっていきます。
安定期だからといって、油断は禁物
この時期に大切なのは、
「中期 = 安定期 = 動きまわっても平気!」
とママもパパも、年配の方もイメージしがちですが、あまり日常的に動き回ると早産する恐れがあります。
安定期というのは、
「初期流産の可能性は無くなりましたよ〜」
程度なので、中期に早産の恐れが出ると、最悪母子共に、危険になる場合もあるので、つわりが無くなったからといって、せかせか体を動かすと無理が出ます。
パパは、こんなことに注意して!
ママに「病気じゃないからあれもこれも素早くやってくれ!」とは言わないようにしましょう。また、つわりが無くなっても人によっては、貧血が酷い場合もあるので要注意です。
お腹に妊娠線予防クリームや話しかけたりなど、ぶっちゃけ、ただのパフォーマンスだけでもママの情緒は安定します。
妊娠後期
お腹もかなり大きくなって、胎動も力強くなっています。また、お腹の張りも出てきます。
お腹の張りがいつもより強い場合は注意が必要
後期まで順調に過ごせても油断は禁物です。張りがいつもより強い場合は、母子共に危険になる胎盤剥離(たいばんはくり)の可能性も出てくるので、胎盤剥離についてはママもパパも知っておいた方が良い情報です。
安産のためにスクワットはおすすめ
この時期はお腹を庇いながらもスクワットなどを行うことはおすすめです。安産に繋がります。
ただし、張りがある時や早産で安静を勧められたことがある場合は、赤ちゃんの予測体重が1900グラム程度になるまで控えた方がいいです。
出産時
パパは立ち会い希望でしたら、どんな姿を見ても驚かないでください笑。ママは何を発言するかもわかりません。聞き流して忘れてあげてください。全身が潰されるような引き裂かれるような痛みなので…。また、ママの実母はともかく、ママの義両親には立ち会いはご遠慮して貰った方が吉です。
(妊娠時にあった夫婦間または嫁姑トラブルは、一生引きつるといっても過言ではありません。くれぐれも不誠実、不貞行為は避けてください)
産後〜3か月くらいまで
マタニティハイに踊らされずに子供の名前はしっかり決めましょう
ママがマタニティハイで、もしかしたらセンスがいまいちな名前を希望する可能性もあります。ママとパパ一緒に、赤ちゃんの将来をよく考えながら決めましょう。
パパの不満な気持もわかるけど、ママをいたわってあげてね
産後3か月くらいまで、ママは睡眠時間もなかなかとれなくなり、寝てばかりいる可能性もあります。
里帰りから帰ってきても、不規則な生活になることもあります。そんなときでもママを決して責めずに、出来ることを率先してあげると大変助かります。夕飯なども、
「俺は外で食べるから気にしないで〜、」
なんて言わずに二人分作ってあげるか買ってきてあげるかしましょう。
また、掃除も疎かになる場合もあります。パパの
「ママは1日家に居るのに何をしてるんだ!」
「ママは寝てばかりで何もしない!」
という不満な気持ちは解ります。
ですが、ママは夜中も赤ちゃんに付きっきりです。夜泣きもして中々泣き止んでくれなかったり、辛い想いをする場合もあります。
落ち着くまでは最低限、不満は出さずに余裕をもって見守ってあげてください。手は出さないけど不満は出す、なんてことにならないように!
ところで、赤ちゃんは「パパ」と「ママ」をいつ認識し始めるの?
3か月も済んだらパパ、ママを認識します。6ヶ月くらいになるとコチョコチョすると声を出して笑うようになります。
小さい時は一瞬で終わるので、パパもお仕事に余裕があれば沢山自分の子供を構ってあげましょう。
まとめ
赤ちゃんは、一人では出来ません。ママとパパ二人で、作るものです。
家族のために働いてきてくれるパパも疲れてはいると思います。ママも妊娠中から産後、しばらくするまで、不満も出てきてしまうかもしれません。
ですが、今回まとめた内容を事前に知っておけば、どのように対処すればよいかきっとわかるはずです。
落ち着くまでの辛抱ですので、ママ、パパ、赤ちゃんの3人で素敵な家庭を築き上げてくださいね!