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妊娠中の頑固な便秘に。妊婦が便秘になりやすい原因と対策方法

      2017/07/22

便秘に悩む妊婦
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妊娠中のトラブルはたくさんあると思いいますが、妊婦さんのほとんどが悩むのが便秘です。

妊娠初期から出産が終わるまで常についてくるトラブルですが、日頃の対策で少しでも和らげるように便秘対策の方法をご紹介します。

そもそも、なぜ妊娠中は便秘になりやすいのか?

困る妊婦

妊娠初期は以前の記事にも書きましたが、ホルモンバランスが変化します。妊娠中は「プロゲステロン」という黄体ホルモンが増加するのです。

このプロゲステロンは、基礎体温を上昇させ、妊娠の維持、乳腺の形成など、妊娠に欠かすことのできないホルモンなのですが、同時に体全体の代謝が低くなってしまう作用もあるのです。

摂取した栄養を逃がさないようにするために、胃や腸などの筋肉を緩めて腸のぜん動運動を鈍くさせてしまい、結果、便秘を引き起こしてしまいます。

また、お腹がどんどん大きくなっていくと腸が腸が圧迫されて、便の流れが悪くなります。これも妊婦さんの便秘の原因のひとつでもあります。

まずは水分をしっかりととることが大事

水とグラス

妊婦さんに大切なのはこまめな水分をこまめに取ることです。

便が長く腸にとどまってしまうと、どんどん便の水分が吸収されてしまい、カチカチの便になってしまいます。こうなってしまうと力一杯力んでしまい、切れ痔になったり、お腹の張りの原因になってしまったりします。

便を柔らかくするためにもたくさん水分を取りましょう。

体に負担をかけない程度に適度な運動を行う

運動する妊婦さん

妊娠すると、つわりが出てきて寝たきりの人やだるさが出て、外出を控える人もいるかと思います。

そのような事で体を動かす頻度が減ってしまい運動不足に陥ることによって便秘を引き起こす理由にもなります。

体調の悪い時に無理は厳禁ですが、体調が優れているときには、是非ウォーキングやお散歩に出ていく事をお勧めします。体を動かすことにより便秘の改善にもなりますし、ストレス解消にも効果があります。

ただし、途中お腹が張ったりした場合は、妊娠中の体に無理は禁物ですので、すぐに座ったりして休憩を入れてください。

最後の手段として「便秘薬」という手も

薬と水

(※)写真はイメージです

水分をとっても、運動をしてもどうしてもダメなときは病院に相談して便秘薬の処方を受けてください。

妊婦さんに出される代表的にあげられる便秘薬としてマグミット錠があげられます。

便秘薬の影響が赤ちゃんにあるんではないかと心配される方もいるとは思いますが、病院で出される薬はほとんど影響はありません。それよりも便秘のままでいるほうがお母さんにも赤ちゃんにもよくないのですぐにお医者様に相談しましょう。

もし、妊娠中に薬を飲むのに抵抗のある方は、妊娠中の便秘に効果的なサプリもあります。

>>妊娠中のぽっこりお腹をスッキリするのにおすすめのサプリ

さいごに

便秘対策の一部をご紹介しました。

赤ちゃんが産まれてくるまで約10か月、つわりや便秘などのトラブルはつきものですが、少しの工夫で解決されることもありますので、是非いろいろ試していただけると嬉しいです。

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