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母乳で赤ちゃんを育てるメリットと完全母乳を達成する為のコツ

      2016/09/09

完全母乳 メリット
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出産してから我が子と対面して一仕事終えたと思うのもつかの間。生まれた瞬間から限りなく続く育児が始まります。

まず赤ちゃんが待ち構えているのはお母さんのおっぱいです。これからたくさんのおっぱいを飲んで、赤ちゃんはぐんぐんと成長していきます。

今回は市販のミルクではなく、母乳で育てる事のメリットと、完全母乳を達成するためのコツについてお話ししていきます。

市販のミルクと母乳。赤ちゃんにとっては、どちらがいいの?

最近のミルクも母乳に限りなく近づいて十分ではありますが、栄養素はやはり母乳のほうがたくさん含まれています。母乳には

  • カルシウム
  • タンパク質
  • ミネラル
  • 炭水化物

等、たくさんの栄養素が含まれているんです。

特に母乳には「リパーゼ」という酵素が多めに含まれており、消化しにくい「脂肪」の消化吸収を助けてくれる力があります。母乳で育った子供に太っていない子が多いのはここに理由があるかもしれません。

「初乳」は一番の贅沢な飲み物。初乳から期待できる効果とは?

赤ちゃんが生まれてから初めて飲んでもらう、おっぱいのことを初乳(しょにゅう)と言います。この初乳には

  • 免疫力向上
  • 風邪やインフルエンザ予防、ロタウイルスなどの感染症予防
  • 腸の修復作用
  • 筋力や体力の増強作用
  • 胎便の排出を促す

などの効果が期待できるという、研究結果もあがっています。

初乳を飲んだ赤ちゃんはお母さんの免疫を引き継いで、約半年は風邪などの病気にはかからないと言われているくらいの大切な飲み物なんです。

どの飲み物や食べ物にも負けないくらいの素晴らしい栄養と、お母さんからの免疫力が入ってきて赤ちゃんには一番のごちそうです。

完全母乳で子供を育てるためのコツ

完全母乳とは赤ちゃんを母乳だけで育てることを言います。この「完全母乳」を達成するためには、いくつかコツがあります。

出産すぐから1か月ほどは、努力と忍耐力が必要

産まれてすぐの赤ちゃんは、おっぱいを飲むのがあまり上手くないので、お腹いっぱいに、おっぱいを飲むことが出来ません。なので泣いてしまってそのせいで赤ちゃんが疲れて寝てしまうということも多いと思います。そこでお母さんが諦めてしまい、市販のミルクをあげてしまうと、せっかくのおっぱいの量がどんどん減ってしまいます。

おっぱいも出産すぐから溢れるくらい出てくるものではありません。赤ちゃんに根気よく吸ってもらわなければ「おっぱいを作らなくてもいいんだ」と体が勘違いしてしまい、すぐに体が母乳を作るのをやめてしまうんです。

完全母乳で子供を育てるために、出産すぐから1か月ほどは努力と忍耐力が必要ですが、意識して赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらいましょう。

ひたすら、おっぱいを吸わせる

一度、出なくなったおっぱいを復活されるのはほぼ不可能です。

なので赤ちゃんがお腹を空かせて泣いたときは、とにかくひたすらおっぱいを吸わすことに徹してください。これは、乳首を刺激する事で、母乳を作るホルモンと母乳を乳首から出すホルモンが分泌されるからです。

母乳を止めないためのコツは、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことにあるのです。

さいごに

睡眠も満足にとれなくて疲れがたまりミルクでいいやと諦めてしまうこともあると思います。しかし、1か月だけ必死におっぱいを吸わせてみると、不思議とその後もたくさん飲ませてあげることが出来ます。

かわいい我が子の為に頑張ってみてはいかがでしょうか。

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