「抱っこ癖」は子供にとって悪影響?抱っこ癖に隠された意外な秘密に迫る
2016/09/09
待望の赤ちゃんが産まれてからは毎日が大変です。
赤ちゃんにとってもこの世界に誕生してきてから初めて見たり、初めて感じたりすることばかりです。そして、ママにとっても赤ちゃんとの生活は未知な事ばかりです。
新人ママが困ったときは子育てベテランのおばあちゃんにアドバイスをもらうのが一番ですが、今の子育てと、昔の子育てでは大きな違いがあります。
子育てにも、さまざまなとらえ方があるとは思いますが、その違いで新人ママとおばあちゃんママとの間でトラブルにならないようにしたいものです。
今回は新人ママとおばあちゃんママの間で考え方に違いがよく出る、赤ちゃんの「抱っこ癖」に隠された意外な秘密に迫ります。
そもそも「抱っこ癖」とは
抱っこ癖(または抱き癖)とは、あまり抱っこしすぎていると、常に抱っこしていないと泣いてしまったり、抱っこなしでは寝られなくなってしまうことをいいます。
赤ちゃんはとにかく抱っこが大好きです。大好きなママのにおいに囲まれてゆらゆらと何とも言えないくらい心地よいリズムが癖になってしまうのです。
幸せなひと時と言っても過言ではありませんが、どんどん重くなっていく赤ちゃんの「抱っこ癖」にママも悩んでしまっているのではないでしょうか。
抱っこ癖がついてしまうのは悪いと思っている、おばあちゃんママは多い
この「抱っこ癖」を、おばあちゃんママはあまり好ましくないと思っていない方が多いです。
- 泣いたからと言ってすぐに抱っこしてしまうと甘えた子になる
- 我慢が出来ない子になる
などと昔は言われていて、泣き出してからも、少し赤ちゃんに我慢させて成長させるという考え方がありました。
では、実際には、抱っこ癖がつくことは本当に悪いことなのでしょうか?
実はママに抱っこされた時の経験はとても重要なんです
今はこの「抱っこ癖」は今はつけたほうが赤ちゃんの為にもなると言われています。
抱っこされることによって赤ちゃんはママがすぐに駆け付けてくれたと安心感を抱き、将来とても思いやりのある大人になることが出来ます。抱っこされた時の経験が、脳や心の成長にプラスの影響がでるという調査結果も出ています。
逆に、抱っこされなかった赤ちゃんは「泣いても意味がない」と経験則で覚えてしまい、感情を表現しなくなるいわゆる「サイレントベビー」になってしまうとも言われているのです。
たくさん抱っこすればするだけママの愛情を体全身で感じることが出来るので心の豊かな子供になります。抱っこも赤ちゃんの今しかできませんので思う存分楽しみましょう。
まとめ
今回は賛否両論のある抱っこ癖に隠された秘密についてお話しました。
おばあちゃんも新人ママも、赤ちゃんが可愛いからこそ意見の違いで嫌な思いをすることもあるかと思います。ですが、そこは寛大にとらえてお互いの意見が尊重しあえるような関係を築くことが大切だと思います。
今後の赤ちゃんの成長の為にも、昔の考え方だけにとらわれずに、新しい考え方も一緒に取り入れてみることが、これからの育児に大事なことなのかもしれませんね。