切迫早産にならないために。切迫早産になりにくくするための3つのポイント
2016/09/09
昨今、切迫早産が非常に増加しているそうです。
それは過度なウォーキングや、やはり妊娠をしていても仕事を続ける女性が増加しているためと聞きます。
では、切迫早産になりにくくするには、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。
その前に「切迫早産」とは?
切迫早産とは、妊娠22週から36週の間に、赤ちゃんが生まれることを「早産」といいますが、「切迫早産」はその手前の状態の事を指します。妊娠周期の数え方についてはこちらを参考にしてください。
この状態になってしまうと破水してしまった状態で、赤ちゃんが生まれてこようとしています。また、出血やおなかの張り、痛みなどの兆候がある場合は医師による早急な診断の必要があります。
通勤電車は満員電車を避けること
この現代、妊娠初期から仕事を辞められるほうが少ないですよね。
ですが、電車に立って乗るだけでも身体には相当な負担がかかります。なので、出来る限り満員電車を避けましょう。
ラッシュ時間の前に電車に乗ることがいいでしょうが、朝が相当早くなってしまう場合が多いので、空いていそうな車両を探しておくのもいいですね。
降りる駅で階段やエスカレーターの付近であく扉の近くはおのずと混んでしまうものです。ならば、降車後に少し歩いたとしても、空いている車両に乗りましょう。その方が座っていける確立もあがります。
マタニティーマークは見えるところに必ずつけましょう!
- 妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの。
- その他 さらに、交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの。
マタニティ・マークは大阪、東京などの主要都市であれば、公共交通機関窓口で貰えます。母子手帳と一緒にもらえたりもします。
昨今では、「マタニティマークつけてるんだから席を譲ってよ」という偽妊婦がでてきたりと、マタニティマークの悪用などが増え、なんとなく気後れしてしまいつけないという方もいらっしゃいますが、これは危険です。
体型によって、本当にお腹の出ない妊婦さんもいるので、しっかりと「お腹に赤ちゃんがいる」ことを周囲の人にもわかってもらいましょう。マタニティマークをつけることで、席を譲ってもらえたり、色んな方から話しかけられることもあります。
話すことで赤ちゃんへの愛しさも募りますし、ストレス発散にも繋がります。ストレスを溜めずにいることも、切迫早産を防ぐための大事なことです。
仕事以外はしっかりと身体を休めましょう!
仕事をしている方ならば平日は毎日身体を動かしています。
今、妊婦さんは太らないためにウォーキングを進められたり、マタニティヨガなど、身体を動かさなくてはいけないのかな?と思ってしまうほど運動する妊婦さんが増えています。しかし、これはあくまで体重を抑えるためのものです。
担当医から体重について言われていないのであれば、しっかりと身体を休めてあげることも大切です。
身体を動かすと、子宮も活発に動きます。すると、切迫早産に繋がりやすくなってしまいます。
「休むときは、休む!」
これは大切な妊婦さんのお仕事です。
さいごに
妊婦さんも十人十色ですが、切迫早産は赤ちゃんもママも辛いものです。
現代、女性が働くのが当たり前になりつつありますが、お腹の子を一番に、自分の身体に無理がないようにお過ごしくださいね。