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子どもが手伝ってくれないと悩んでいるママへ。子どもの自己肯定感をアップさせるお手伝いの頼み方

      2016/09/09

洗濯物をたたむのを手伝おうとしている子供
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子どもにお手伝いをお願いしたのに、ちっとも協力してくれない。

そんな経験をお持ちのママは多いと思います。子どもの自己肯定感をアップさせるお手伝いの頼み方についてご紹介します。

まずは、自己肯定感ってなに?

ハート

自己肯定感とは、「自分はかけがえのない大切な存在だ」いう感覚のことです。自分のダメなところや弱点も含めて、自分自身を肯定する気持ちです。自分に対する自信や信頼感につながります。

この感覚が、将来、仕事にチャレンジしたり、失恋したり、困難に出会った時の底力になります。

子どもは、大好きなママに頼りにされていると感じることで自己肯定感を育むことができます。

子どもにお手伝いを頼むタイミングは?

クッキー作りをお手伝いする子供

たいていのママが子どもにお手伝いをお願いするのは、ママ自身が忙しくて手が回らない、もしくは、手間を省きたいときだと思います。

でも実は、お手伝いが習慣化していない段階では、ママの気持ちにゆとりがあるときにお手伝いを子どもにお願いするのがポイントになります。

ママが忙しいとき、焦っているときに限って、子どもが失敗しちゃう経験をお持ちのママも多いと思います。プレッシャーが子どもに伝わってしまうんですね。まずは、成功体験を重ねることが大切です。

「僕(私)にもやればできる!」

と子どもが感じることが出来れば、次のお手伝いに取り掛かるのもスムーズになっていきます。

完成度の高さを求めない

洗濯物をたたむ女の子

例えば、洗濯物の畳み方で、子どもの下着類。畳み方がまずくて、切るときにシワになっていたとしてもそれほど困りませんよね?

うまく畳めていなくても

「お手伝い、助かるわ。ありがとう」

と笑顔で伝えられる心のゆとりが大切です。


 

支障があるものに関しては、子どもの見ていないところでこっそり直しましょう。

人間の子どもは、ママ(養育者)に喜んでもらいたい、より良くなりたいという本能を持って生まれてきています。

家事の類は、基本的に回数を重ねれば上達するものですし、子どものやる気をそがなければ、子どもが自分から上手になる方法を聞いてきます。

また、自分で試行錯誤を繰り返し、失敗を改善しようとする姿勢が子どもの社会生活にも大きな影響を与えます。

ダメ出しをしない

叱られる子供

ママの少しでも早く上手になってほしいという気持ちはとてもよく理解できますが、お手伝いするたびに改善点を指摘(ダメ出し)されたとしたら、子どもはまたお手伝いしたい気持ちになるでしょうか?

ダメ出しポイントではなく、できているポイントに目を向けて、声掛けするように心がけましょう。

お手伝いが習慣化していく、または、ママが頼んだ時に快く協力してもらには、お手伝いをしたら、ママが助かって、喜んでくれるんだと子どもが当然のように認識していることがお手伝いの強い動機づけとなります。

また、子どもがお手伝いに乗り気でないときは、できるだけ無理強いせずに、引き下がるようにしましょう。

まとめ

子どもの年齢が小さい頃のお手伝いは、ママの手間を軽くするためという発想ではなく、子どもの自己肯定感を育むためと考えましょう。

子どもがもう大きくなってるから、今からじゃ遅すぎ?と思ったママもご心配なく。まずは、気軽にできるささいなお手伝いからお願いして、「ありがとう」をたくさん伝えましょう。ママが喜んでいることが伝われば、次にお手伝いをお願いした時のハードルも下がっています。

  • 子どもの都合で断られても子どもを責めずに、あっけらかんと、またお願いしてみる

これを繰り返していくと頼もしい家事戦力が育っていき、子ども自身も家族の一員としての居場所と役割が出来て、自分のことを大切な存在だと感じることができるようになります。

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